今さら、テストで100点満点を目指さなくても良いという訳ではありません。当然ですが合格点に達すれば良いのですからそこを求めるのなら別の事をした方が賢いのは言うまでもありません。ただ、それには訳もあるのです。
例えば70点取れる実力を140時間の勉強で獲れたとします。80点を得るために必要な勉強量はあとプラス20時間という訳には行かないのです。
70点を80点に、80点を90点にするのはさらに難しくハードルが高くなる事なのです。下手をすれば10点上げる為に
分かりやすく言えば円を大きくするようなものなのです。点数が上れば上がるほど、その1点上を目指すために必要な量は増えるのです。青が70点、緑が80点、赤が90点だという考え方です。
70点から780点の勉強量よりも80点から90点の勉強量の方が多いという考えです。一般的な勉強はほとんどそういうものです。
しかし、70点から80点も10点、80点から90点も同じ10点なのです。もし他の科目、ジャンルで20点しかとれないものがあるのならそちらを30点にしたほうがはるかに楽なのです。
そう考えたら苦手科目とは言えなくなるかもしれません。その苦手科目で得意科目と同じ目標である80点は難しいかもしれませんが、苦手科目を50点に上げれば良いのなら苦手ではなくなるかもしれません。
単純に考えれば20点が50点になるのですから30点も上がったことになります。得意科目で努力して10点上げるよりも受験勉強としては効率が良いのです。
科目によって得意不得意があるのは当然です。同じ目標にすれば苦手科目がより苦手になります。
を立てれば目標を達成するのは難しい事ではなくなります。
無駄な勉強を排除する
勉強しなくて良い部分をどれだけ見つけれるか?これも賢い勉強をするためには見極めなくてはなりません。残念ながら試験対策として無駄な勉強や授業は多くあります。
しかし、それは考え方によってはありがたい事でもあります。どんなに時間がたっぷりあっても
必要ない部分は軽く聞き流しておくことで本当に必要な内容の時に集中することが出来るのです。
逆にすべて重要だった場合にはその重要な内容のほとんどが身につかず流れてしまいます。無駄な話を聞き流す時間があってこそ、本当に必要な時に集中力を持って学ぶことができるのです。
ただし、そうするためには明確に必要な部分とそうでない部分を分けておく必要があります。
重要な時に備えてどれだけ集中力を高める準備ができているかで有意義な勉強時間をつくることが出来るのかが変わってきます。本当に必要な部分とそうでない部分を理解して判断しましょう。
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